Domaine de la Senechaliere
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醸造元名 |
Domaine de la Senechaliere |
原産地呼称 | Vin de Table (ヴァン・ド・ターブル) |
家族 | 奥様:Yolaine (イヨレーヌ) |
総畑面積 | 18ha |
歴史 |
"ペノ家は1890年頃からこの地でワインを代々造り続けてきた。マルク・ペノ氏は、1980年からである。当時は通常通りAOCミュスカデを生産していた。 |
地理 | フランスの北西部を流れるロワール河の下流、ナントという街の周辺に位置する。ロワール河の支流である「セーヴル川」と「メーヌ川」が合流する流域の産地で、「Muscadet de Sevre-et-Maine sur Lie(ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー)」というように、河川名がAOCに使われている。 |
気候 | 大西洋の影響を受ける海洋性気候で、冬の寒さは穏やかで、夏は乾燥した気候となる。ミュスカデ地区は北にロワール河、南にセーヴル川とメーヌ川が流れており、この地区特有の気流によって、雷雨が発生しにくいミクロクリマ(微気候)となっている。 |
土壌 |
砂利や岩が多く、片板岩(シスト)を含んだ土壌。フランスは大部分が石灰質土壌であるのに対し、このシスト土壌は非常に珍しい。ここで育つブドウは、ミネラル豊富で酸味の強いワインになる。 |
栽培 |
雨の多い産地という非常に難しい条件の中、農薬や化学肥料を一切使わない有機栽培を実践し、畑の微生物を死滅させることなく、生命力のある生きた土壌を保っている。(エコセール申請中) |
収穫 |
ミュスカデ地区では、採算の都合上、90%の蔵が機械摘みする中、ここでは健全な果実のみを選び、全て手摘みで行う。その上、株や房によって熟度に差がある年には2度に分けて収穫するという徹底ぶり。また運搬には小さな箱を用い、ぶどうの重みで粒がつぶれないよう気を遣っている。 |
醸造 |
独自の醸造法:「ニュイタージュ」の紹介 ペノ氏は、「ワインのオートクチュール」と呼んでいるセネシャリエール独特の醸造方法「ニュイタージュ」により、品種の個性を生かした香り高く豊かなコクのあるミュスカデ造りを目指している。 |
品種構成 |
Musucadet (ミュスカデ)(= Melon de Bourgogne ムロン・ド・ブルゴーニュ) |
植え付け密度 | 7,000本/ha |
剪定 | ギュイヨ・サンプル |
評価・プレス |
★ワインガイドブック「ヴァン・エ・ヴィニョーブル・エ・ヴィニョロン」(エレボーレ社)にて高評価。 |
Domaine De L'arjolle
テスランさん親子 |
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歴史 | テスラン家がこのドメーヌを手に入れたのは1850年。4代目のルイ=マリ・テスラン氏の代になってから、急速に品種改良が進んだ。現在は、5代目のフランソワ氏が引き継いでいる。 |
オーナー | Francois TEISSERENC (フランソワ・テスラン) |
家族 |
父:Louis-Marie TEISSERENC (ルイ=マリ・テスラン)、母:Marie-Pierre (マリ=ピエール) |
総畑面積 | 108ha |
地理 | ラングドック地方の中心都市モンペリエから、西へ約40kmの「モン・セヴノル」という標高250mの小高い山の裾野に葡萄畑を所有している。 |
気候 | 夏は乾燥して暑く、冬の寒さの穏やかな地中海性気候。 |
土壌 | 主に石混じりの粘土石灰質土壌。 |
栽培 |
"「良いワインは良い葡萄から」をモットーとし、高度な技術と手間暇をかけて、葡萄の樹1本1本を大事に育てている。「リュット・レゾネ」と呼ばれる減農薬農法を基本方針とし、病気に対しては専門家のアドバイスをもとに自然環境に配慮した方法で必要最小限の処置を行う。害虫に対しては、その天敵動物を投入して被害の拡大を防ぐ方法を取ることもある。 |
収穫 | 収穫前には「青刈り」と呼ばれる、収穫量を減らして品質を上げるための作業を実施。収穫方法は一部の手摘みを除き、80%ほどが機械摘みだが、収穫後の手作業による選果を徹底している。 |
品種構成 |
Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) |
平均樹齢 | 17年 |
総ワイン生産量 | 750,000本 (赤:50%、白40%、ロゼ10%) |
使用苗台木 | SO4、R.110、3309 |
評価・プレス |
★「コンクール・ジェネラル・パリ」にて多数のメダル獲得。 |