ロワール地方
ロワール地方、トゥールとル・マンの間に位置するサルト県に位置し、AOCジャニエールとコトー・デュ・ロワールの地理的エリア内にある。
総畑面積:3.25ha
ワイン総生産量:7,000本
Vin de France (ヴァン・ド・フランス)
Pineau d'Aunis (ピノー・ドーニス)
Côt (コット)
Gamay (ガメイ)
Chenin (シュナン)
交雑種 : Seibel 5455 (セイベル5455)
変化形海洋性気候。気候の変化に伴い、年々、春に霜が降りやすく、夏に乾燥することが多くなっている。
2004年から有機栽培を実施しているブドウ畑。2021年からビオディナミ農法(プレパラシオン(調合剤)500番=牛の角に詰めた牛糞を土中で醗酵させたものと、プレパラシオン(調合剤)501番=牛の角に詰めた石英の粉末)を実践し始めた。また、フィトテラピー(植物療法)を習得し、植物の醗酵エキスをブドウ樹に散布し始めた。
大部分が火打石を含む粘土質土壌
2015年、パントマイム俳優のピエールと、そのパートナーのナタリーがワインを造るというややクレイジーなアイデアによってドメーヌが誕生した。 ピノ・ドーニスに情熱を燃やし、1年間のBTSA(高等農業技術者ディプロマ)ブドウ栽培・ワイン醸造課程と、エミール・エレディア氏の元での研修を経てチャンスを掴んだ。研修先の師匠の協力を得て、3.25haのブドウ畑を構え、かつて故クリスチャン・ショサール氏が所有していたカーヴで、2016年に初収穫を行った。春に3度の霜害に見舞われ、醸造が難しい年だったが、ドメーヌ・デ・ピ・ブランシュは、表面上の困難にもめげず飛躍し続けている。大好きなピノ・ドーニスという品種に取り組み続け、テロワールの表現の精度を高めようと、ブドウ畑の手入れに精を出している。
赤ワインは、大部分がグラップ・アンチエールで、マセラシオンの期間は1ヵ月から8ヵ月間。白ワインは、直接圧搾法。収穫時に、1ℓあたり平均20mgの亜硫酸を使用するが、その後の醸造・熟成の段階、ビン詰め時においては必ずしも使用しない。
すべて手摘みで収穫。