アルザス地方
アルザス地方の北部バ=ラン県のDambach-la-Ville(ダンバッハ=ラ=ヴィル)村にあるワイナリー。アルザス・ワイン街道のちょうど真ん中あたりにある。
総畑面積:7ha
ワイン総生産量:30,000本
AOC Alsace (AOC アルザス)
AOC Alsace Grand Cru(AOC アルザス・グラン・クリュ)
Pinot Noir (ピノ・ノワール)
Sylvaner (シルヴァネール)
Auxerrois (オーセロワ)
Riesling (リースリング)
Pinot Gris (ピノ・グリ)
Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール)
Muscat (ミュスカ)
半大陸性気候。
土壌と自然環境を尊重した有機栽培を実施。除草剤や化学肥料は一切使用しない。機械の使用も制限している。病気や害虫などには、銅をベースにしたものや硫黄、植物を煎じたもので対応。ワインの多くは、古い区画のブドウ(1番古いもので樹齢75年)から造られている。
主に花崗岩質土壌。隣接するコミューンは砂岩やシスト土壌。
家族代々、ブドウ栽培や家畜の飼育を行ってきた。総面積わずか7haのため、畑に目が行き届き、グラン・クリュ フランクシュタイン他、全てのアルザス地方の品種を丁寧に醸造することができる。できるだけ介入しない自然な造りをするため、収穫量を落としてもブドウの質を優先させている。エリックさんは、ボトルの中に人生や幸せを込めたいと思っている。
ゆっくり時間をかけて丁寧にプレスする。培養酵母は添加せず、天然酵母による自然醗酵。木樽にてシュール・リーで熟成させる(8~36ヵ月間)。清澄もろ過も、基本的にはほとんど行わずにビン詰めする。醸造、熟成の段階、ビン詰め時にも亜硫酸を使用していない。
選果しながら手摘み。
「ギィド・アシェット」など、ワイン通に定評のあるガイドブックに度々掲載される。また、国内外のコンクールにて賞を受賞。