Grégory Guillaume グレゴリー・ギヨーム 

 

Grégory GUILLAUME(グレゴリー・ギヨーム 

 

所在地

コート・デュ・ローヌ地方

アルデッシュ地方の南。リヨンとオランジュの間。畑は南~南東向き、標高約300mの所に位置している。

 

総畑面積:3ha

総ワイン生産量:2011年は約3,000本

 

原産地呼称

Vin de France (ヴァン・ド・フランス)

品種構成

Grenache (グルナッシュ)、Merlot (メルロ)、Syrah (シラー)、Alicante (アリカンテ)、Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)

気候

地中海性気候

栽培

有機栽培を実施。畑も馬で耕すなど、自然な造りを大切にしており、エコセールの認定も既に取得済。

土壌

粘土石灰質土壌

歴史

祖父はシャンパーニュ地方でブドウを栽培していたが、本人のグレゴリーはそれとは関係なく、洞窟探検家だった。ある時、洞窟の中で、南ローヌのアルデッシュ地方で自然派ワインを造るジェローム・ジュレ氏にばったり出会う。これがまさに運命の出会いで、この日からグレゴリーはワインの世界に魅了され、強い興味を持つようになった。
約5年間ジェロームのもとで修行を積んだ後、ついに2011年、自分のワイナリーを立ち上げて初収穫を実現。醸造所もまだ借り物で、生産量はどのアイテムも1,000本程度と非常に少ないが、出来る範囲内で一生懸命心を込めたワイン造りを行っている。

醸造・熟成

収穫してきたブドウは除梗せず、房ごとタンクに入れて醗酵させる(=グラップ・アンチエール)。酵母は添加せず、天然酵母によって自然に醗酵が始まる。樽に入れて熟成させるが、新樽は使わない。醸造中は酸化防止剤は使用しない。清澄もろ過もほとんど行わずにビン詰めする。

収穫

手摘み。ブドウの重みで粒が潰れてしまわないよう、小さな運搬ケースで丁寧に扱う。グラップ・アンチエール(除梗せず房ごとタンクに入れて醗酵させる方法)を行うため、完璧に熟したタイミングで収穫することが非常に大切。