コート・デュ・ローヌ地方
ローヌ河南部の街アヴィニョン南西側のシニャルグ地区に位置しており、複雑な地層や多様な品種のぶどうを使ってコクとボリューム感に富んだワインが造られています。
剪定方式:シラーはコルドン・ロワイヤ、グルナッシュはゴブレ
AOC Côtes du Rhône Villages
(AOC コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ)
各農家の畑はほとんどが有機栽培で管理されており、化学肥料や除草剤は一切使用しません。どうしても農薬散布が必要な場合も極少量に抑える「リュット・レゾネ(減農薬)」を導入しています。
したがって、フランスの一般的な「農業協同組合」が生産してい大量生産のがぶ飲みワインとははっきりと一線を画しており、まさに品質を重視したいわゆる自然派のワインを生産しています。
気候は地中海性気候で、ローヌ河に沿って吹き抜けるミストラルの影響を強く受ける。区画は標高130mの高台にあるため、日中は陽射しをたっぷり浴び、夜は冷涼。段々畑になっているため、水捌けも良い。
Syrah (シラー) 60%
Grenache (グルナッシュ) 40%
シャトーヌフ・デュ・パプと同じ「ガレ」と呼ばれる丸い石がゴロゴロしている土壌。その下には、さらに古い地質第三紀の粘土質土壌や砂質土壌が広がっている。
天然酵母を使用/発酵槽:タンク/発酵温度:18~22℃/3週間のマセラシオンで、伝統的な造り方/発行中作業:1日1回、ルモンタージュを軽く実施。デレスタージュは行わない。/空気圧式/熟成方法:80%はタンク、20%は樽で、1年間熟成。新樽は使用しない。/澱引き1回/清澄もろ過も行わない
1/3は手摘み、2/3は機械摘み