・
ブルゴーニュ地方
ブルゴーニュ南部のボージョレ地区、レニエ・デュレット村のシェ・ル・ボワという集落にある。レニエの丘にひろがるぶどう畑と、アルデンヌの谷間に広がる平原とのコントラストが大変美しいところ。
総畑面積:20ha (Régnié 7ha, Brouilly 7ha, Beaujolais-Village 4ha, Côte de Brouilly 2ha)
植え付け密度:10,000本/ha
総ワイン生産量:約750hl
剪定方式:ゴブレ方式
AOC Beaujolais-Village (AOCボージョレ・ヴィラージュ)
AOC Régnié (AOCレニエ)
AOC Brouilly (AOCブルイィ)
Gamay (ガメイ) 100%
中央山脈から発生する西風の影響によって、夏はやや天気の変わりやすいミクロ・クリマ(微気候)となっている。
花崗岩がくだけて砂のようになった、水はけの良い痩せた土壌。
リュット・レゾネと呼ばれる減農薬農法。農薬は、赤グモが発生した時に必要最小限使うなど、極力使用しない方針。長年に渡る環境に配慮した農業と生産システムが認められ、2019年、HVE認証(=Haute Valeur Environnementale フランス農業・食料省による高環境価値認証)の最高レベル3を取得した。
除草剤は使用しない代わりに、4月には畑をすき込む作業を行う。除草剤を撒けば1時間で終わる作業だが、ここでは機械を使って丁寧に耕やしていく。
5代続くワイナリーで、前オーナーのジャン=マルク氏は16歳の時からワイン造りを始めた。ジャン=マルク氏は2016年に引退し、現在、三つ子の息子のうち、トーマ氏とピエール氏が引き継いでいるが、ジャン=マルク氏や奥様のマルティーヌさん、トーマ氏の奥様のデルフィーヌさんなど、家族で協力してワイナリーを運営している。
収穫は全て手摘み。収穫期は大変忙しく、毎年35人程度の友人達を集め、住み込みで働いてもらう。
★「ギィド・アシェット2021」で、トーマさんとピエールさんがボージョレの最優秀ヴィニュロンを受賞
★「ボージョレ・ヴィラージュ2001」が2002年ブリュッセル・ワインコンクールで金賞を受賞
★「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ2010、2011」がフランスワインショップ連盟による試飲会で、2年連続1位獲得