ワイナリー名 : Domaine de la Sénéchalière 
原産地呼称 :Vin de table      
所有者    : Marc Pesnot    
総畑面積   : 13ha 

ワイナリー
フランスの北西部を流れるロワール河の支流、「セーヴル川」と「メーヌ川」がナントの南で合流する流域の産地にあるワイナリーです。ここでは「Muscadet de Sèvre-et-Maine sur Lie(ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー)」と呼ばれる白ワインが主に造られています。「sur Lie(シュール・リー)」とは、伝統的なワイン造りの手法を表したもので、醗酵の終わったワインを、醗酵中にできたぶどうの澱や酵母の死骸である「Lie リー(=澱)」と共に最低でも翌年3月末まで熟成させる手法のことをいいます。

産地の特徴
大西洋の影響を受け、冬の寒さは穏やかで、夏は乾燥しています。ミュスカデ地区は北にロワール河、南にセーヴル川とメーヌ川が流れており、この地区特有の気流によって雷雨が発生しにくいミクロクリマ(微気候)となっています。畑は砂利や岩が多く、片板岩を含んだ土壌です。

ペノ家の危機
現オーナーのマルク・ペノさんは1954年、ナント郊外の農家に生まれました。彼のひいおじいさんは、樽造りをしながらの兼業農家でした。当時ミュスカデ地区は、フランス最大のフランボワーズの生産地で、ワイン専業農家はまだ稀であり、ペノ家はフランボワーズをジャム製造会社に卸す地域の元締め的存在でした。
しかしワインより重要な存在だったフランボワーズ産業も、1970年代後半に入り東ヨーロッパのポーランドから格安のフランボワーズが輸入されるようになってから、次第に衰退していきました。

自然派ワインへの道
これは、農業学校のぶどう栽培・醸造科で学び、元々ワインで勝負したいと思っていたペノさんにとっては、逆にチャンスの到来だったと言えます。彼はまず、4haのぶどうの古樹はそのまま残し、フランボワーズ畑をぶどうに植え替えました。その作業を通し、ペノさんは受け継いだ畑の土壌のすばらしさに改めて感動し、高品質のぶどうを栽培できるという確信を得たのです。

熱心に協力してくれる専門家のアドバイスを受けながら、ペノさんは自然派ワイン造りへの道を真っ直ぐに進んでいきました。熱心に探求を続ける彼は、独自の方法により、ついに彼自身が理想とするワインに出会うことができたのです。その方法こそ彼が「ニュイタージュ」と名付けた醸造方法で、その名が示すとおり(「ニュイ」は夜という意味)醗酵が始まると深夜まで醗酵槽につきっきりにならなければならないという大変な重労働です。ペノさんが寝る間も惜しんで造り上げたこのワインは、もはやただフレッシュなだけのミュスカデではなく、驚くほど繊細で限りなくピュアな味わいで多くのファンを魅了し続けてやみません。

より良いぶどうを求めて
これは、農業学校のぶどう栽培・醸造科で学び、元々ワインで勝負したいと思っていたペノさんにとっては、逆にチャンスの到来だったと言えます。彼はまず、4haのぶどうの古樹はそのまま残し、フランボワーズ畑をぶどうに植え替えました。その作業を通し、ペノさんは受け継いだ畑の土壌のすばらしさに改めて感動し、高品質のぶどうを栽培できるという確信を得たのです。

熱心に協力してくれる専門家のアドバイスを受けながら、ペノさんは自然派ワイン造りへの道を真っ直ぐに進んでいきました。熱心に探求を続ける彼は、独自の方法により、ついに彼自身が理想とするワインに出会うことができたのです。その方法こそ彼が「ニュイタージュ」と名付けた醸造方法で、その名が示すとおり(「ニュイ」は夜という意味)醗酵が始まると深夜まで醗酵槽につきっきりにならなければならないという大変な重労働です。ペノさんが寝る間も惜しんで造り上げたこのワインは、もはやただフレッシュなだけのミュスカデではなく、驚くほど繊細で限りなくピュアな味わいで多くのファンを魅了し続けてやみません。


畑の中に立つ看板


ミュスカデのつぼみ(5月)


試飲の際に用意してくれた料理


ペノさん夫妻